「やりたいこと実現」に向けて行動を起こしていく時、行動を変えようとする時に必要な”気力”の充実について考えています。
“気力”を充実させるためには、
- ”気がかり”に対応する(その1)
- ”気力”の充実のために自分の時間の使い方をマネジメントする(その2、その3)
- ”気力”の質・量を広げる(その4・本稿)
ということが考えられます。
今回は“気力”の量や質を上げていくために”気力”の強化について考えました。
Be塾(第3講・参照ブログ)で学んだ”フロー状態”が継続している状態というのは”気力”が充実している状態と同じです。
“フロー状態”に入る時の特徴
Be塾では次が挙げられていました。
- 積極的に自発的に行動する時
- 難しすぎず簡単すぎない目標が設定されている時
- 行動すること自体が楽しく喜びがある時
- ともに進む仲間がいて切磋琢磨できる環境にある時
“気力”の質を上げるということは、”フロー状態”に入る、継続するということになります。
ネットワークをつくる、活用する
仲間をつくり、広げていくこと、活用することによって大きなメリットがあります。
異業種交流をする、様々なセミナーに参加してそこでの出会いを大切にする、会社には関わらない別の交流をする、NPO活動への参画、趣味やお稽古ごとの会への参加、Be塾などなど。
出かけるとパワーをもらえるような会にどしどし積極的に参加し、ネットワークを広げることです。
ただし、意識レベルの高い人達を選ぶということが大切になります。
強みを活かす活動をする
自分の弱みに意識を向けるということは、弱点の克服という向上心につながるという意味ではいいかもしれません。
ただ、「できない自分」を意識しつづけるということは”気力”の消耗につながります。ややもすれば「ガス欠」状態に陥ってしまう恐れがあります。
自分の強みに意識を向ける方が”気力”という観点では有効です。
強みを活かして、強化している時は”気力”はますます充実してきますし、強みを強化するという向上心には手ごたえと力強さを感じます。
世の中で熱意を持ってイキイキと活躍している人の多くは強みを活かした活動をしている人達です。
運動をする
私は、仕事を終えて帰宅した後にジョギングをすることがだいたいの日課になっています。
疲れて帰った時は特に「今日はやめておこう」と考えることも度々ですが、着替えて走り始めるとそんな気分は吹き飛んでしまいます。
脳の疲れと身体の疲れは別で、むしろ脳の疲れは身体を使うことで癒されることは様々な研究で言われていることのようです。
”気力”がなえている時こそ体を動かすことが有効なのでしょう。
運動を習慣にすると体力がつきますので、日常の活動も楽になりますし、持続性が増すことにつながります。
気分転換する、休養する
“気力”の回復のために気分転換が必要なことは言うまでもないことですが、ダラダラと休憩していても”気力”の充電にはなりません。かえって放電してしまって”気力”が戻らない事態もおこしかねないので注意が必要です。
気分転換は“フロー状態”を保ったままの休養でなければなりません。
ジョギングの例ですが、走っている最中に仕事上でのアイデアが生まれたりすることが多々あります。運動は脳を癒す効果とともに活性化する効用もあるようです。
例えば旅行にでかけることも癒しになりますが、普段使わないアンテナが立つことで新しい知識、経験が広がっていきます。
旅行記などをブログ化していくのは最高でしょう。アンテナが普段より先鋭化されます。
趣味もただ楽しむだけでなく、”フロー状態”を保つことを意識することがよいのではないでしょうか。
“フロー状態”を維持する気分転換、休養が鍵になります。
まとめ
”気力”をいつも充実した状態に保ち、さらに強化するためには、受け身にならないことが大切。
自ら選んで主体的に行動すれば、人生の主導権を握ることができます。
自問自答(自分への質問・セルフコーチング)
「あなたは今受け身ですか?自ら選んで行動することで、どんなことが得られますか?」
自分自身に問いかけるといつのまにか自分で選ぶという意識を忘れていた気がします。