自問自答の力・内省力/”気力”の充実(その2)、自分の時間の使い方をマネジメントする

「やりたいこと実現」に向けて行動を起こしていく時、行動を変えようとする時に必要な”気力”の充実について考えています。

“気力”を充実させるためには、

  1. ”気がかり”に対応する(その1)
  2. ”気力”の充実のために自分の時間の使い方をマネジメントする(本稿・その2、その3
  3. ”気力”の質・量を広げる(その4)

    ということが考えられます。

今回は2.時間の使い方について考えてみたいと思います。

今回は、2.”気力”の充実のための時間の使い方についての考えをまとめました。

時間の使い方を考える時、24時間をいかに効率よく使うか、隙間時間の活用、早起きの効用などが話題になりますが、ここでは”気力”の充実という観点で考えます。

自問自答(自分への質問・セルフコーチング)
「何をしている時に”気力”の充実を感じますか?」

どちらの方が進むでしょうか?

  • ”やりたいこと”をやっている時と”やらねばならないこと”をやっている時
  • 自らすすんでやっている時と他人からやらされている時
  • 好きなことをやっている時と嫌いなことをやっている時

前者の方がぐぃぐぃとものごとが進むのではないでしょうか。たとえ疲れを感じていてもイキイキと充実感を感じることができます。

”気力”の消耗はありますが、場合によっては同時に充電が行われている場合もあり、かえって”気力”が増していることがあるかもしれません。

後者は、期日が迫っていたり、義務感から必死に取り組みますが疲労困憊に陥ります。やらされ事には集中できませんし、長続きできません。気持ちも萎えてしまいます。

”気力”を消耗するばかりで、すぐガス欠になってしまいます。

私たちは多くのなすべき仕事に並行して取り組み、多くの「気がかり」を抱え、生活をしています。
効率を考えてToDoリストを作成し、限られた時間の中で優先順位を決めながら取り組んでおられる方も多いでしょう、

ToDoリストを次の区分で分類してみるとどうでしょう。

  1. Want To Do”やりたいこと”
  2. Have To Do”しなければいけないこと”

私が自分のToDoリストを再分類してみて気づいたことは、締め切りが迫っていることや”しなければならないこと”を優先し、将来の夢、”やりたいこと”をずるずると後回しにしてしまっている、ということでした。

1年ぐらい前からやってみたいと思っていたことが手つかずの状態でそのままになっているものもありました。

これでは、日々”気力”を消耗するばかりです。”やりたいこと”に辿り着いた時には”気力”は残っていません。すぐに”しなければならないこと”が覆いかぶさってきます。

Have To Doに対しては、効率を上げて取り組む必要があるというのはこれまで通りです。

今回の気づきでは、ついつい優先順位がさがってしまうWant To Doに対して、かなり意識して計画的に時間を確保することが必要だということになります。

時間の使い方を考える時にHave To DoとWant To Doをうまく組み合わせれば、”気力”の一方的な消耗を避けることができますし、充実させることもできます。

何より将来の夢に一歩一歩近づいていくことが日々の大きな励みになります。

自問自答(自分への質問・セルフコーチング)
「あなたは時間をどのように使いますか」
「時間の使い方に対する戦略はどのように考えますか」

次のようなマトリックス表に分類してみると時間の使い方の大きな方針が見えてきます。

縦軸:重要性 横軸:緊急性

A象限は重要だが緊急を要しない領域、B象限は重要かつ緊急を要する領域、C象限は重要でないが緊急を要する領域、D象限は重要でも緊急でもない領域です。

Want To Do=A象限ではありませんが、多くはA象限に分類されます。

時間の使い方に対する戦略としては、
「A象限のための時間を増やし、BCD象限にかける時間を減らす」
ということになります。

さらにBCD象限への対応については、

B象限への戦略方針

戦略方針は「効率化」です。とにかく効率をあげてやるということになりますので、隙間時間の活用など、時間管理のテクニックを駆使します。
さらには、そもそもB象限に案件を持ち込まない「予防・前準備」ということも重要です。
B象限の案件は、A象限の放置から生じるものも多いので、そのためにもA象限の案件にしっかり取り組むということが有効です。

C象限への戦略方針

急ぐので優先的に取り組みはしますが、ドタバタの一日で”気力”の消耗が激しく、どっと疲れるのがこの象限の仕事です。
この象限への戦略方針は「委任」です。できるだけ自分で抱え込まず、誰でもできることは他者に任せることができないか考えましょう。
応援を頼むなど手数を増やすという視点も必要です。

D象限への戦略方針

この象限に対しては「消去・放置」です。重要でも緊急性を要するものでないものには時間を割かないようにします。
ToDoリストを作って分類した段階でD象限の案件だとはっきり認識することが大切なのですが、「やらない」ということを決めてしまいます。依頼されたことも「スルー」しているといつの間にか解決していることもあります。
この象限は知らず知らず”気力”が漏電していくやっかいな案件が入っています。「やらない」を決めるというのは”気力”にとっても重要です。

但し、”気がかり”レベルでそもそも分類できていない案件の可能性もありますので、しっかり分類し直す必要があるかもしれませんので、注意が必要です。

自問自答(自分への質問・セルフコーチング)
「将来の夢、”やりたいこと”にどれほどの時間を使っていますか?」
「”やりたいこと”への時間を確保するために何をしますか?」

将来に向けて、自分のために、どれだけの自分の時間を作り出せているか、自分の時間の使い方を再チェックしてみる必要がありそうです。(そのための時間をとることから始めます)

長くなりましたので、以下は別稿にしたいと思います。

  1. ”気がかり”に対応する(その1)
  2. ”気力”の充実のために自分の時間の使い方をマネジメントする本稿・その2その3
  3. ”気力”の質・量を広げる(その4)

この記事を書いた人

アバター画像

西口満

「気づきによる学び、自ら成長する」を支援し、ひとりひとりのウェルビーイングの実現と生産性の高い職場のチームづくりを行い、企業や社会の発展に貢献する

ビジネスリーダー育成コーチ、
人事戦略のコンサルティングをしています。

プロフェッショナルとして「人の成長」に関わり続けることをライフワークとし、少しでも誰かの成長のお役に立てれば幸いです。

ブログでは、そんな私が学んだこと、気づいたこと、感じたことを発信し、誰かの、何か、前進のヒントになればと思っています。

これからも情報を発信し続けます。

詳しくはこちら