No.86フレームワーク、決意したことを確実に行動に移すことができる方法についてのご紹介です。
私たちは「やるぞ!」と決意はするのでが、なかなか行動できず、絵に描いた餅になりがちです。行動プランがまだまだ漠然としていることが原因です。
「超行動化シート」は、漠然とした課題を行動レベルにまで具体化するためのシートです。
ポイントは2つ、5つの具体化とベビーステップです。
「5つの具体化」とは、行動を5W1Hのレベルにするということです。
- ピンポイント行動を決める「何を、どうする?」
- 行動タイミングを決める「いつ、いつまでに」
- 定量化、数値化「どれくらい」
- やる場所を決める「どこでやる?」
- 誰かと約束する!「誰と?」
例えば、「部下とのコミュニケーションの積極的に時間をとるぞ!」と決意したとします。
このままでは漠然としていますので、上記のポイントに従って具体化していきます。
- 部下Aさん、新人Bさんの面談を毎週月曜日の午前中に30分間ずつ実施。
- 特にBさんとは週報報告を毎週金曜日に提出を受け、30分間の面談を行う。
- 定例スケジュールとして部下2名に伝え、事務所のスケジュール表に書く。
- 月初にミーティングルームの予約をしておく。 など
続いてのポイントは、「ベビーステップ」です。
何事も行動化には、初動が肝心。徹底的に行動のハードルを下げて、確実に始動するということです。
「部下とのコミュニケーションの積極的に時間をとるぞ!」を例に考えると、一日一回必ず目を合わせる、ひと言声を掛けるからスタートし、自分の席近くに呼んで5分報告を受けるなど、確実にできることから始めるということです。
中長期の目標への取り組みで、習慣化を意識すると良いでしょう。
「小さな習慣」にあったように、「目標は、ばかばかしいぐらい小さくしろ」と同じです。(参考ブログとして是非ご覧ください:書評「小さな習慣」 )
「超高度化」の秘訣は、5 W 1 H の具体化と、行動のハードルをおもいっきり下げて初動させることにあります。
”まず動く”ということが大切なようですね。
ブログで取り上げたフレームワークをまとめたページ「フレームワークの窓」をつくりました。
よろしければ、こちらのページもどうぞ!
『こころが片づく「書く」習慣』 120ページより 古川武士著(習慣化コンサルタント) 日本実業出版社
詳しくはこちらの本をご覧ください。
本の紹介ブログを書きました。こちらもご覧ください。