2019年2月28日 ワンセンテンスブログ№122
第一人者になるということは、やはり才能ではなく努力なのですね。
何度もワンセンテンスブログで取り上げているテーマです。
コピーライター/クリエイティブディレクターの小西利行さんの言葉です。
小西利行さんの仕事は「伊右衛門」「ザ・プレミアムモルツ」のCMが有名ですが、CM制作、商品開発のほか、都市開発も手がけておられます。
センスがいいというのは、正解をたくさん知る人ではなく、不正解をたくさん知る人がたどりつく世界なのです。そう考えると、才能じゃないでしょ。努力です。もちろん、天才は別です。稀に天才はいます。だけど、クリエイティブディレクションも、デザインも、コピーも、基本的に訓練して経験を積んでいけば行けるはずです。(「0→1を生み出す発想の極意」より「伝わるアイディアって何ですか?」(小西利行 講義)六本木大学講義録1、日本経済出版社)
特に自分には 右脳についての才能がないと半ば諦めていましたが、クリエイティブ・ディレクターの第一人者、小西利行さんが語る言葉から勇気をいただきました。
「正解をたくさん知る人ではなく、不正解をたくさん知る人がたどり着く世界」という言葉が特に心に響きました。
成功は輝かしくみえるでしょうが、けっして成功だけがあるわけではありません。
そこに至るには、たくさんの失敗を重ねているということであり、たくさんの努力をしているということです。
仕事のセンスというのは、そうして磨かれるものなのでしょう。たくさんの失敗経験、試行錯誤の積み重ねが必要です。
できれば、この積み重ねは”特別なもの”ではなく、”日常ごと”として意識されないことが「センス」ということなのかもしれません。
前回の№121「0→1を生み出す発想の極意」(六本木大学講義録1、日本経済出版社)から再度の抜き出しです。
「伝わるアイディアって何ですか?」(小西利行 講義)からでした。