2019年2月8日№102 ワンセンテンスブログ
スマイルズの向上心という本から見つけた言葉です。
何もせずにぶらぶら過ごしていることに対してスマイルズは痛烈に批判をしています。
無為に過ごすことは、精神的にも肉体的にも命取りであり、邪悪の温床であり、七つの大罪の一つであり、悪魔が休息するクッションであり、枕であり、頼もしい味方である。
身体を動かすのが億劫になることよりも、精神が怠惰になることの方がはるかに恐ろしい
そのサミュエル・スマイルズの人生論である「向上心」(竹内均訳 三笠書房)からこの一節を選びました。
ここのところ、何かと理由をつけて、一日をスローペースで、やることを後回しに、楽に過ごしてしまってたので、すごくこの言葉にひっかかりを覚えました。
NHK の「チコちゃんに叱られる」という番組で、「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と言われ、ドキッとしてはいましたが、スマイルズのようにここまで不気味に言われると本当に何とかしなければと強く思ってしまいます。
他の皆さんはこの言葉を聞いてどんな印象を持つのでしょう。
サミュエル・スマイルズ(1812 – 1904)は「自助論」(Selp-Help)の著者として、「天は自らを助くる者を助く」という言葉で知られています。