PDCAを断念する:計画を立てて動くという発想を一度やめてみる

2019年4月16日No.168 ワンセンテンスブログ

企業経営、マネジメントには、PDCAサイクルを神の方程式の如く思っていました。

セミナー講師としても、マネジメントの基礎として受講生にサイクルの活用を勧めてきました。

自分の成長に対しても、ビジョンを描き、計画を立てて実行し、うまくいったこと、いかなかったことを検証し振り返って、改善と挽回策を決めて実行するようにしてきました。

PDCAサイクルを回すことで自らを律し、成果も出ていました。

しかし、これを一度やめてみようと思います。

なぜなら、PDCAの中に以前から感じていた堅苦しさが個人の成長には合わないのではないか、と思っていたからです。

几帳面な性格で、決めたとおりに完璧を目指す、という価値観もありますが、もっと自由に好きなようにする方が偶然からの出来事や出会いを大きく活かすことができるのではないかと思ったからです。

計画と検証に時間をかけても、結局、忙しさと不意の出来事から計画が未達になることが多かったからです。

そのたびに、反省をして...。

人生はもっと大らかで自由である方がより良く生きられるように思っています。

ではこれからどうするか?

自分の成長のビジョンは持っています。大切にしたいことは変わりません。

計画を立てない以上、大事なことを見失わないようにビジョンをより鮮明にイメージすることが必要です。

そして、ビジョン実現に向けて、ストレートに一番成果があがりそうなものをまず実行するようにします。

やってみた結果とその状況を見て、次の行動を決めます

ビジョンを見ながら、自分の周りに何が起こっているかを冷静に見つつ、次々と必要な試行錯誤を繰り返していく、そんな行動スタイルをとってみようと思っています。

この行動スタイルについては、実行しつつ、研究していきたいと考えています。

このようなPDCAに対する見方がもしおよみいただいている方々の何らかの気づきになれば幸いです。

この記事を書いた人

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西口満

「気づきによる学び、自ら成長する」を支援し、ひとりひとりのウェルビーイングの実現と生産性の高い職場のチームづくりを行い、企業や社会の発展に貢献する

ビジネスリーダー育成コーチ、
人事戦略のコンサルティングをしています。

プロフェッショナルとして「人の成長」に関わり続けることをライフワークとし、少しでも誰かの成長のお役に立てれば幸いです。

ブログでは、そんな私が学んだこと、気づいたこと、感じたことを発信し、誰かの、何か、前進のヒントになればと思っています。

これからも情報を発信し続けます。

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