2019年4月25日 №177ワンセンテンスブログ
生の哲学者であるニーチェは、「喜」に対して特別な思いを持っていたようです。
もっと喜ぼう。
ちょっといいことがあっただけでも、うんと喜ぼう。
喜ぶことは気持ちいいし、体の免疫力だって上がる。
恥ずかしがらず、我慢せず、遠慮せず、喜ぼう。笑おう。ニコニコしよう。素直な気持ちになって、子供のように喜ぼう。
喜べば、くだらないことを忘れることができる。他人への嫌悪や憎しみも薄くなっていく。周囲の人々も嬉しくなるほどに喜ぼう。
喜ぼう。この人生、もっと喜ぼう。喜び、嬉しがって生きよう。
『ツァラトゥストラはかく語りき』
生命の活力は「喜び」の感情の中にあります。
目標を達成した時、やり遂げた時、人に感謝された時、愛する女性と一緒にいる時、みんなと笑顔でいる時、喜びの感情が心を満たします。
「生きる」ということは、心の充足感を得ることが目的なのかもしれません。
ニーチェが言う「もっと喜ぼう」という言葉は、「もっと生きよう」と同義、なのでしょう。