「進化」の対義語は?

2019年1月27日№90 ワンセンテンスブログです。
ネットで調べると「退化」「不変」「変化無し」や「対義語はない」という意見もあり、様々のようです。

私は「停滞」という言葉を選びたいと思います。

「進化」をどのような文脈で使うかによって様々な考え方ができます。

Weblioの対義語辞書では「退化」となっています。

・「進化」:望ましい状態へ洗練されていくこと
・「退化」:望ましい状態から遠のいていくこと

このように定義して使うと「退化」が正解ということになります。

「進化」という言葉はダーウィンの生物の進化理論で言われるように生物学で使われます。

環境適応のために生物が新たな器官を備えていくことを「進化」と捉えれば、「退化」は適応の過程で器官を失っていくことですので、反対の意味で使われています。

しかし、「進化」を環境に適応することの意味で捉えると、「退化」も環境適応の「進化」の一形態です。対義語とは言えません。

「進化」の対義語は「不適合?」や対義語は”ない”ということになってしまいます。

私が「停滞」を選んだのは、「進化」を人の成長やキャリア形成と捉えてのことです。

何もしなければ成長はありません。
チャレンジをやめると成長は止まってしまいます。

「停滞」せずに「進化」し続けたいと考えています。

今週のワンセンテンスブログは、脈絡なくちょっと気になったことを取り上げるようアンテナを上げます。

この記事を書いた人

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西口満

「気づきによる学び、自ら成長する」を支援し、ひとりひとりのウェルビーイングの実現と生産性の高い職場のチームづくりを行い、企業や社会の発展に貢献する

ビジネスリーダー育成コーチ、
人事戦略のコンサルティングをしています。

プロフェッショナルとして「人の成長」に関わり続けることをライフワークとし、少しでも誰かの成長のお役に立てれば幸いです。

ブログでは、そんな私が学んだこと、気づいたこと、感じたことを発信し、誰かの、何か、前進のヒントになればと思っています。

これからも情報を発信し続けます。

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