2019年1月28日No.91 どちらかというと私はゴシック体を好んで使います。
自分の思っていることを気取らずにストレートに伝えたいという思いが強いのかもしれません。
明朝体の特徴
筆書きの特徴を残した明朝体は、太さに強弱、飾りがあり、可読性が高い書体と言われています。
・小説や雑誌・新聞などの長い文章(可読性を重視)
・高級感や大人っぽさを表現したい
明朝体は文字が小さくても読みやすいので、長い文でよく使われます。
ゴシック体の特徴
文字の太さが均一で飾りがない書体で、一般的に視認性が高い書体と言われています。
・文章の見出し、タイトル、看板やポスターなど、短い文章のコピー(視認性を重視)
・インパクトや見やすさを重視したい時
表示の媒体について
ブログなどウェブ上では、
ブラウザで表示する時の解像度などを考慮するとゴシック体のほうが飾りのある明朝体よりも表現がしやすいようです。
印刷物であれば明朝体でもきれいに印刷でき、解像度の心配は無いようです。
ゴシック体と明朝体を”使う”という観点でうまく解説している記事がありましたので、参照させていただきました。
JR京葉線の車両の広告枚数86枚中、明朝体が主たる書式になっている広告は正確ではありませんが12枚でした。(明朝体14%、86%ゴシック体)
やはり、広告ではゴシック体が圧倒的に多いです。
ただ、軽井沢高原教会「いつかの夢は、今もいつかの夢ですか」のポスターは全面明朝体のポスター。
緑の雇用「森林で生きる。未来をつくる。」はキャッチをあえて明朝体にしたポスター。
明朝体に、”真摯な訴え”を感じました。
最後に
これまでは、ただ強くアピールしたいということだけでゴシック体を選んでいましたが、時に真摯、誠実さを伝える明朝体も活用したくなりました。
伝えるメッセージに応じて、書体を意識したいものです。