『知者は水を楽しみ 仁者は山を楽しむ』

2019年1月7日No.70 ワンセンテンスブログで論語です。

自分は知者でありたいのか、それとも仁者でありたいのか、どっちだろうか?

論語の雍也第六の二十一の言葉です。

子曰、知者樂水、仁者樂山、知者動、仁者静、知者樂、仁者壽

子曰わく、知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。知者は動き、仁者は静かなり。知者は楽しみ、仁者は寿(いのちなが)し。

知恵あるものは、固定観念にとどまることなく、流れるように物事に対処して、自由な活動で人生を楽しむ。

仁の備わったものは、首尾一貫した考えを持ち、山のように動じることがなく、ゆったりと心穏やかに長生きする。

3年前なら確実に知者を選んでいました。
今はどちらかというと仁者に偏り、迷ってしまいます。

年齢のことがあるからかもしれません。
組織にあっても組織を率いていく立場でなくなったということも大きいでしょう。

今、一番思うことは、人材の育成にかかわっていたいということ。
人の道標として、仁者の如く、揺るがずゆったりとありたいです。

ただ、生きることを楽しむということからは、知者の如く、融通無碍でありたいとも思います。

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西口満

「気づきによる学び、自ら成長する」を支援し、ひとりひとりのウェルビーイングの実現と生産性の高い職場のチームづくりを行い、企業や社会の発展に貢献する

ビジネスリーダー育成コーチ、
人事戦略のコンサルティングをしています。

プロフェッショナルとして「人の成長」に関わり続けることをライフワークとし、少しでも誰かの成長のお役に立てれば幸いです。

ブログでは、そんな私が学んだこと、気づいたこと、感じたことを発信し、誰かの、何か、前進のヒントになればと思っています。

これからも情報を発信し続けます。

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