問題解決の初歩、わからなかったら人に聞く、20分ルールとは?

2019年4月9日No.161 ワンセンテンスブログ

20分ルールと言う話を聞きました。

「1つのテーマを20分考えてもわからなかったら、他の人に相談する」というものです。

私たちは、問題に行きあたったりした場合、何とか自分で解決しようと考え込んでしまいます。

子供の頃、親には「もっと自分でよく考えなさい」と叱られたり、会社では上司から「まず自分でとことん考えなさい」と指導を受けたりしています。

自分の勉強のためじっくり考えるように言われてきました。

また、人に聞くことで迷惑をかけてはいけないなどと遠慮をするということもあります。

しかし、自分でいくら考えても、わからないものはわからない。

ちょっとしたことであれば、人に聞くほうが早いと言うことがよくあります。

もちろん、時間をかけて考えるべきことも多々あるとは思いますが、何でもかんでも熟考してしまっていないでしょうか。

わからなかったら人に聞く、それが解決への近道です。

20分というのは一応の根拠があるそうです。

まず、わからないことがあれば、

1.自分で考える(5分)

2.5分考えてわからないならば、諦めて何がわからないかを整理する(10分)

3.誰に相談するか考える(5分)

合計20分間です。

実質は5分考えて駄目だったら諦めるということです。

そして、どうすればこの分からない状況から脱することができるか、解決の手順を考えるのに15分間をかける。

そして解決へ向けて行動するのです。

「下手な考え休むに似たり」

5分考えてわからなければ、一旦そのテーマそのものから離れて、解決のための手順を考えることも大切なのではないでしょうか。

迷わず他の人に聞くことも取り入れる方が良いのかもしれません。

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西口満

「気づきによる学び、自ら成長する」を支援し、ひとりひとりのウェルビーイングの実現と生産性の高い職場のチームづくりを行い、企業や社会の発展に貢献する

ビジネスリーダー育成コーチ、
人事戦略のコンサルティングをしています。

プロフェッショナルとして「人の成長」に関わり続けることをライフワークとし、少しでも誰かの成長のお役に立てれば幸いです。

ブログでは、そんな私が学んだこと、気づいたこと、感じたことを発信し、誰かの、何か、前進のヒントになればと思っています。

これからも情報を発信し続けます。

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