幸福感を起点としたマネジメントで生産性を上げる:「おもしろい」から始める

2019年3月26日№ 147 ワンセンテンスブログ

マネージャーは、自分の職場を明るく楽しいものに、生産性の高い職場にしたいと日々奮闘努力されているかと思います。

過去に受けたセミナーのメモの中から、今なおマネジメントのヒントになると思われることがありましたので、ブログに書き留めておくことにしました。

お読みいただいている方々にも何かのヒントになれば幸いです。

はじめに

こんなメモが残っていました。

「喜び楽しみのある職場にならないと生産性は上がらない」

いかがでしょうか。

逆に、悲壮感の漂う、おもしろみのない職場で生産性は上がるでしょうか。

職場のメンバーが喜びを持って仕事をする、仕事が楽しい、幸福感を感じることができるような職場でこそ、生産性が上がるのではないかと考えます。

尻に鞭を打って、必死に努力している職場も生産性は上がっているのかもしれませんが、長くは続かず、どこかで疲弊してしまう恐れがあります。

幸福感を感じるためには努力が必要?!

幸せになるためには努力が必要です。間違いありません。

まず努力する。そして努力が報われて成功し、その結果幸せになる。

通常、誰もが考える、道筋と言えるでしょう。
努力から始まるサイクル
ではこういう考え方はどうでしょうか。

「おもししろいと感じること」から興味が沸き、努力を厭わない。その努力が実を結んで成功し、幸せになる、というストーリーです。

ストーリーはそう大きく変わっているわけではありません。

後者は「おもしろいと感じること」からスタートしました。

皆さん、いかがでしょうか。

両者ともに同じように努力するということに変わりはありませんが、後者は、まず「幸福感」を感じた上で努力する(場合によっては努力と感じていないかもしれません)というものです。

卵が先か、鶏が先か、という議論に近いかもしれません。

どちらの方がよりポジティブなサイクルとして継続することができるかというと、後者の方ではないかと私は考えています。

「目標」だけでは人は幸せに近づくのは難しい

目標を持つことは大切なことです。

私たちは、目標達成に向けて努力し、達成することで「やりがい」を感じることができます。

より高い目標に向けてチャレンジし達成することで、より大きな充実感を得ることもできるでしょう。

目標達成には幸福感が伴うのですが、目標だけでは意欲が持続できないことがあります。

時には困難な壁にぶち当たり、乗り越えることができずに挫折することもあるでしょう。

上司から与えられた目標であれば、少し歯車が狂ってしまうだけで、「やらされ感」に苛まれて辛い努力をしなければならなくなってしまいます。

「やらされ感」は生産性を落としてしまいます。幸福感からも遠ざかってしまいます。

目標達成の目的・意義が取り組みを持続させる

本来、目標には、その目標を達成することの意義・意味があり、目的があるはずです。

目標達成の目的や意義が理解できていれば、少々の困難、失敗にもくじけることなく、意欲は保たれることでしょぅ。

自ら設定した目標には「やらされ感」はありません。

そのような目標が困難に負けないのは、目標に対する目的や意義が理解され、目標が自分ごとになっているからだと言えるでしょう。

そのような目標の達成はより大きな幸福感につながることにもなります。

最後に、ポジティブサイクルで職場の生産性を上げる

職場の生産性を上げるためには、 喜び楽しみのある職場を作っていきましょう。
幸福感を感じることができるようマネジメントに工夫が必要ではないでしょうか。

努力を強いるところから始めるのではなく、できるだけ仕事をおもしろいと感じるところからスタートできるようにすることが大切です。

また、目標の設定では、目的や意義をよく説明することも大切です。

幸福感を起点としたマネジメントについて記してきました。

具体的でない話ではありましたが、お読みいただいている方々の心の中に何か残るものがあれば幸いです。

この記事を書いた人

烏山資之

烏山資之

企業で「人の成長」にかかわる仕事に長く携わってきました。

プロフェッショナルとして「人の成長」に関わり続けることをライフワークとし、少しでも誰かの成長のお役に立てればと思っています。

ブログでは、そんな私が学んだこと、気づいたこと、感じたことを発信し、誰かの、何か、前進のヒントになればと思い情報を発信し続けます。

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