2019年4月5日№157 ワンセンテンスブログ
NHK Eテレ2019年4月1日7:00~7:15放送の『シャキーン』の新コーナーの紹介です。
30年後の未来の世界から来た先生と現代の小学生との会話がなんとも創造的でした。
「未来からきた先生」
30年前、寿司と言えば「回らない」は常識でした。あえて言う必要はありませんでした。
今は「回らないお寿司」という言葉が存在します。
こんな解説?からドラマはスタート。
小学生が目薬を差していると、「それって液体目薬?」
未来から来た先生登場!二階堂ふみさんです!
「液体?、目薬ってそもそも液体じゃないの?」
「なぜ『液体』ってわざわざつけて言うの?」
「この時代ではそうかもしれないけど、30年後はね. . . 」
「液体じゃない目薬って???」
「それは30年後に分かることだから. . .」
と言って未来から来た先生、二階堂ふみさんは笑みを浮かべながら教えない。
不思議な会話が朝からTVで流れていました。
アイデア発想法
固定概念を壊すアイデア発想法(常識否定)のコツをしっかりと伝えています。
目薬といえば液体が常識。
あえて”液体”と表現することで、「液体」以外の目薬を想像せざるを得ません。
「目薬は液体である(常識)」に対して「目薬は液体ではない(常識否定)」をイメージします。
「目薬は液体である」という常識(固定概念)を否定しておいて、創造的アイデアを生み出します。
いろいろ考えてみました。
飲む目薬(既存)、軟膏タイプ(既存)
固形目薬、ジェル目薬、スプレー目薬、ミスト目薬、フィルム目薬、光目薬、電波目薬、
眼帯タイプ、眼鏡タイプ、ゴーグルタイプの目薬、眺めるだけタイプ、
鼻から目薬、二階から目薬、入浴タイプ...。
アイデアは広がります。(実現性は別としてとにかくアイデアは数を出すことが大切です)
30年後は、こんな目薬ができているかもしれません。
あなどれない!
子供番組といっても、侮れません。
子供に対して、朝から自然にこのような創造性を生み出すコツを教えているなんて率直に「すごい番組だ!」と思いました。
日本の未来は創造性豊かで明るいかも!?
「未来から来た先生」での創造性開発は別のブログ記事にも書いています。よろしければこちらもどうぞ。