2019年2月1日№95 ワンセンテンスブログ
心理学者ボウルビィの愛着に関する理論の中に、 三つの愛着行動のことが書かれてありました。
- Smile ほほえみ
- Skin-ship 肌の触れ合い
- Sight 視線
そもそもが母親と赤ちゃんとの間における愛着の行動だそうですが、 大人になっても愛着につての感覚が残っており、人と人とがお互い愛情を深めていくための行動として有効だそうです。
ビジネスにおいても、微笑みは対人関係を作っていく時の基本ですし、初対面の時の微笑みは大切で、親愛の情を相手に届けることができます。
大人になってのスキンシップは時にドキッとすることがありますが、別れ際の握手などは「またお会いしましょう」というメッセージを含んでいます。
コミュニケーションの基本はアイコンタクトと言われるように、相手の目を見て話をすることでより真摯なコミュニケーションが可能となります。
私たちの意識の中には「三つ子の魂百まで」で、赤ちゃんの時に埋め込まれたプログラムが存在します。
3つのSは、家庭の中やビジネスシーンあらゆる人とのふれあいの場面で、より深い人間関係をつくっていくための基礎です。基礎だけに意識せずにできるようになればいいなと思いました。
ただし、男女間でのスキンシップは要注意です。セクハラにならないように。
本『思いのままに人を動かす心理学入門』(渋谷昌三 著 かんき出版)から学びました。