国立東京博物館東洋館で珍しいものを発見しました。
特に東洋館は東洋の美術品を集めて展示している建物でアジアの仏像、絵画、工芸品の他、石仏や本物のミイラも展示されており見どころはたくさんあります。
博物館なので様々な珍しいものを展示しているのは当然ということですが、「アジアの占い体験コーナー」がとてもおもしろく感じたのでブログに書くことにしました。
東洋館の3階の廊下の一画にそのコーナーが設けられていました。
東洋館のコンセプトは「アジアをめぐる美術の旅」その中にあって「アジアの占い体験コーナー」はオアシス的にホッと一息という位置づけのようです。
シャガイ占い、モンゴルの占いです
シャガイというのは“家畜のくるぶしの骨”のことで、モンゴルの子供のおもちゃだそうです。
4個の羊のシャガイをサイコロのように転がしてそれぞれがどの目(面)が出たか、その組み合わせで占います。
シャガイの上下左右の4つの面には「馬」「ラクダ」「羊」「ヤギ」という名前がついています。
馬の面が4つ、もしくは全種類が1つずつ出れば「最高の運勢」。
「ヤギ」の面が4つだと「苦労するが成功しない」という結果だそうです。
組合せ一覧表がありましたが、35通り中31通りがポジティブな表現、4つがネガティブな結果になっていました。
実際やってみました。どう目を凝らしてもどれが馬なのか羊なのかどうしても区別がつかず、最終的にあきらめてしまいました。
学芸員さんが解説をしてくれるタイミングがあるそうなので、その時が「最高の運勢」なのかもしれません。
続いて、夢占いのコーナーです
天蓋のついたベッドに10個の枕(かわいい刺繍のクッション?)が置いてあり、どんな夢を見たのかを決めて、枕を裏返すと占いの結果が書いてあります。
「大きなネコの夢」「山林や樹木の夢」「飛ぶ夢」「川に沈む夢」「鳥を捕まえる夢」「水を飲む夢」「喪服を着た夢」「ナシを食べる夢」「濡れた服を着て部屋へ入る夢」「リンゴを食べる夢」
ちなみに、最近見た夢で「山林や樹木の夢」を選んでみました。
結果はなるほど、年末に向けて目標体重に落とそうとしていたところなので当たりました?
もし結果が気になる方は、東洋館を訪れるか、こっそりメッセージをいただければお教えします。
なお、「アジアの占い体験コーナー」は2019年4月7日までの展示です。