『掘り下げ介入のタイミングと具体的働きかけ』
―“進める”前に見極める。対話の分岐点にどう関わるか―
実際のキャリアコンサルティングの逐語をもとに、問題解決を急ぎがちな対話を振り返り、相談者の感情や体験に焦点をあてた関わりを参加者同士で検討します。
1.目的
キャリアコンサルティングでは、相談者の状況に応じて対話を進めることが求められます。
しかし実際には、相談者の認識や体験が十分に整理されないまま、問題解決や行動に向けて対話が進んでしまうことがあります。
本ワークショップでは、逐語をもとに対話の流れを精査し、
- どの場面が対話の「分岐点」であったのか
- なぜその場面で深める必要があったのか
- その場面でどのような問いが可能であったのか
を検討します。
👉 「どこで介入するか」と「どう介入するか」を同時に扱うことが本ワークの特徴です。
2.ワークの概要・進行
実際のキャリアコンサルティングの逐語をもとに、対話の構造を読み解きます。
個人ワークとグループ対話を通して、判断・見立て・介入のプロセスを段階的に検討します。
■進行(120分)
①導入・テーマの共有
②逐語の読み込み(個人ワーク)
③対話の分岐点の特定を検討
④グループでの検討(見立ての比較)
⑤全体共有(構造の整理)
⑥まとめと振り返り
※時間や参加人数に応じて調整可能です
3.このような方におすすめです
・キャリアコンサルティングの対話の質を高めたい方
・逐語をもとに実践的に学びたい方
・相談者の感情への関わりを深めたい方
・対話の進め方に悩んでいる方
・・コーチ・カウンセラーなど対人支援に関わる方
4.ワークショップで取り組む「問い」
・どの場面が対話の分岐点になっているでしょうか?
・そのとき相談者はどのような状態にあったでしょうか?
・なぜ対話は「深まらずに進んだ」のでしょうか?
・その場面でどのような問いを入れることができたでしょうか?
・もし深めていた場合、対話はどのように変わったでしょうか?
5.ワークショップで得られる学び
・対話の分岐点を見極める力
・相談者の状態(認知・感情・自己効力感)の見立て
・具体化・分解・再現性に基づく問いの設計力
・「進める/深める」を判断する実践的視点
👉 “適切なタイミングで適切に介入する力”を身につけます
6.逐語抜粋
相談者
「仮に通っても、面接でまたうまくいかない気がしています」
キャリアコンサルタント
「面接の不安を解消するには、何が必要だと思いますか」
相談者
「やっぱり、面接の経験を増やすことですかね」
キャリアコンサルタント
「例えば応募数を少し増やして、面接の機会を増やすというのはどうでしょうか」
👉 この対話は適切に進んでいるように見えますが、本当にこのまま進めてよいのでしょうか。
※逐語全文はこちらのページでご覧いただけます (リンク)
7.ご相談はこちら
本ワークショップの実施や、ワークショップについてのご相談は、以下よりお問い合わせください。